普通の日記(29年7月21日)

(谷川連峰麓の赤谷湖、by  T.M)

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梅雨が明けたそうです。もっとも、ずっと前に終わっていたような気がします。今日は、「安全週間」前後の最後の講演会の講師。ここ2ヶ月間はとても忙しかったけど、明日から9月半ばまで仕事がありません。本格的な仕事は、全国労働衛生週間まで待つしかないようです。嘆くより、溜まっている原稿依頼を片付けて、後は夏休みを楽しむつもりです。健康診断を実施します。胃カメラ、腸カメラ、歯医者に行こう。

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連合が、高度プロフェッシャル制度に賛成したということで、話題となっています。

連合は700万人の労働者で結成する団体。日本の総労働者数は5800万人。労働者の1/8しか組織していない労働組合のナショナルセンターと話合いが済んだからといって、全ての労働者が了解しているとされても困ります。 

もっとも、今回の結果で連合に抗議しに行った人がいるとも聞きますが、それもまた筋違いのような気がします。連合に抗議して良いのは、連合に組合費を納めている方々だけでしょう。連合は政治的な動きはしますが、基本は労働組合です。組合員の利益のためにのみ、発言するのは当然のことでしょう。 

今後、全労働者数の1/3まで数が増えた膨大な数となった非正規労働者の立場を誰が守ってくれるのかが気になります。果たして連合が、その受け皿になってくれるのでしょうか。また受け皿になる意志はあるのでしょうか。

(高度プロフェッショナル制度の内容的なことは次回書きます)