働き方改革について(13)

(山下公園、by T.M)

映画「30年後の同窓会」を観てきました。しみじみとしたいい映画でした。

舞台は2003年のU.S.A。バーを経営するサルの元に、30年前に海兵隊員としてベトナムで戦った戦友のドクが尋ねてくる。ドクはサルに「イラク戦争で一人息子が戦死した。今から、ドーバー空軍基地まで遺体を引取りに行くので、一緒に行ってくれ」と依頼する。ドクとサルは、戦友のミューラーを尋ね3人で一緒に遺体を引取りに行く・・・

観ていて、なぜか50年前の映画「イージーライダー」を思い出しました。本作は元海兵隊員の物語、一方はヒッピーを描いた作品ですが、主人公たちが、「祖国・アメリカ」を考察するロードムービーとして共通するものがあるように感じました。

余談ですが、この映画の中に、ポーツマスの廃工場が撮影される場面がでてきますが、その工場の壁にポツンと「safty first(安全第一)」という看板が掲示されていて、労働安全衛生コンサルタントの私としては、ちょっと嬉しくなりました。

非正規雇用の無期転換申込権がいよいよ発生します。

https://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/2017/08_01.html

私が、現在注目しているのは、厚生労働省は自分のところで雇用する非正規労働者をどう処遇するかということです。労働契約法の適用がない国に雇用される非正規職員にはこの権利はないということですが、民間企業にそれをしろと言っている厚生労働省がどういう態様をするのかはひどく気になります。私の知る限り、地方労働局には該当する非正規職員は多数います。

また、全労連という共産党系の労働局内の多数派労働組合(地方労働局では組織率90%以上です)はどう動くのでしょうか。興味があります。

こういうことを、国会で論戦してくれないでしょうか。