尾瀬紀行~T.M氏より

今週は、私のブログを休みます。

本日、台風10号が来ているのに、飛行機に乗ります。恐いです~

私の記事の替わりに、毎週写真を提供してくれているT.M氏(現役の某地方労働局の技術系職員)の紀行文です。

まずは写真から。

はるかな尾瀬 〜花の旅、山の旅〜

今年は梅雨明けが遅く、8月に入りようやく夏空が見られるようになり、同時に高温多湿の気候がもたらされる季節になりました。

この季節の休日は、私はエアコンが嫌いなので、自然で涼しい場所に避暑することにしています。

今回は、私の避暑の体験にお付き合いいただければと思います。

7月下旬、涼しい尾瀬に、尾瀬沼の山小屋に泊まりながら、大江湿原のニッコウキスゲの鑑賞と、燧ヶ岳(ひうちがたけ)登山に行って来ました。

この時期の尾瀬は、朝夕は10℃前後と肌寒く、日中は30℃前後まで気温が上がり結構暑く、一日の気温差が大きいのですが、湿度が低いためとてもさわやかな気候です。

一言で尾瀬と言いますが、尾瀬は尾瀬国立公園に属する地域で、代表格の尾瀬ヶ原に始まり、尾瀬沼、大江湿原、あやめ平、三条ノ滝、平滑ノ滝、至仏山(しぶつさん)、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳などと広範囲に多くの見どころがあります。

大江湿原のニッコウキスゲは、福島県の雄国沼、長野県の車山(霧ヶ峰)に勝るとも劣らないほどの大群落を形成し、今年の大江湿原は、昨年よりも花の数が多く、湿原が黄色に染まるほど、見事な咲きっぷりでした。(写真をご覧ください。)

一日湿原を歩いていると、太陽を遮るものがほぼないため、結構日焼けし、真っ黒になってしまいました。

登山した燧ヶ岳は、国内では東北地方以北の最高峰で、柴安嵓(しばやすぐら、標高2,356m)、俎嵓(まないたぐら、標高2,346m)の二つの峰を持つ双耳峰の山で、眼下に尾瀬沼と尾瀬ヶ原、見上げると至仏山、会津駒ヶ岳、平ヶ岳、会津磐梯山などの山々の展望が実に見事です。

尾瀬へは、喧騒がない福島県檜枝岐村の七入(なないり)の登山口から入り、江戸時代の交易の道であった会津沼田街道をたどり、静かな山旅が楽しめました。

皆様も、暑いこの季節(今年は異常に暑いですね!)、市街地を離れ、避暑に行かれてみてはいかがでしょうか。

平成の終わりに・・・

今週は、私の親友のT.M(某地方労働局技術系職員)からメッセージが届いていますので、そのメッセージをもって、ブログ記事としようと思いますが、そのメッセージを紹介する前に、どうしても触れたい話題がでてきました。まずは、次の新聞記事をご覧下さい。

天皇、皇后両陛下は23日午後、労働災害犠牲者慰霊のため、東京都八王子市の高尾みころも霊堂を訪れ供花された。同霊堂は1972年に建立され、戦後に労災で亡くなった26万人余が合祀(ごうし)されている。両陛下の訪問は皇太子同妃時代を含めると今回で7回目。(某新聞記事より引用)

ご退位がせまり、多忙の中で、労災事故で亡くなった人々の両陛下が忘れずにいて頂けたことに感謝します。

この、高尾みころも霊堂の秋の慰霊祭には、前年に労災事故により亡くなられた方の遺族が招待され、厚生労働大臣をはじめとして関係者が集会します。そして、その会に天皇陛下は皇太子時代から何度も出席頂いていました。

私はまだ、この聖地に行ったことはありません。今年こそ訪問し、労災ゼロを祈ってこようと思います。

さて、T.Mからのメッセージです。

題:桃の花と扇状地

(まずは、次の写真をどうぞ)

日中はまだ寒い日があり、夜は多少冷え込むものの、季節は春の装いが色濃いものとなってきました。

各地で桜の開花が話題になっていますが、桜に負けず頑張って美しい花を咲かせるものもあり、その一つに桃の花が挙げられると思います。

先週、職場の新入社員とバイクで山梨県笛吹市(旧一宮町)に桃の花を見物して来ました。

国道20号線(甲州街道)をたどり、大月で吉田うどんを食べて腹ごしらえし、笹子トンネルを抜けて甲府盆地に入りました。

当日は快晴でとても暖かく絶好のツーリング日和でした。

過去に何度も笹子トンネルを抜けていますが、トンネルを境に郡内(大月側)と甲府盆地側で気象が大きく異なることが多いですが、当日はそれを感じさせないほどでした。

甲府盆地は、その周縁部に扇状地が発達した地形が特徴で、土壌は痩せ、水はけが良いため、稲作には適しませんが、日当たりの良さと昼夜の大きな寒暖差により、ブドウ、モモやサクランボなどを栽培する果樹園が多く見られる土地です。

桃の木は、桃の実がなるものと、実がならないハナモモがあり、今まさに桃の花が見頃となっています。

ハナモモは桃色の花が一般的ですが、一つの木に、紅色、白色と異なる色の花が咲くものもあり、サクラに劣らずその見栄えは実に見事です。

特に一宮付近は、ハナモモが多く、地域が桃色一色に染まります。

皆様も春を感じるこの季節に、お花見に是非お出かけください。

北伊豆地震

いつもこのブログに写真を提供してくれている私の親友のT.M氏から、3.11を前に、2枚の写真と文章が送られてきました。このブログへ掲載してくれないかということですので、ご紹介します。

(T.M氏は、某地方労働局の技術系職員です。)

私の通常更新は、この記事の後に掲載してあります。

明日は3.11、東日本大震災の発生から8年目を迎えます。

関東での大地震は、大正12年の関東大震災にまで遡りますが、その陰で忘れてはならない大地震が関東大震災の震源地の近くで発生していたことをご存知でしょうか?

それは、北伊豆地震です。

北伊豆地震は、昭和51126日に発生し、伊豆半島北部の静岡県函南町丹那盆地を震源とするマグニチュード7.3の大地震で、隣の三島市で震度6を記録しました。

この地震を発生させた丹那断層は、断層線に対面して向こう側の地盤が相対的に左に動いたので左横ずれ断層と言われています。

現在、丹那盆地には、火雷(からい)神社と丹那断層公園で断層線が「見える化」により観察できるようになっています。

火雷神社の写真は、階段と鳥居の間に断層線があるため、鳥居の柱が階段の中央付近まで来ています。

丹那断層公園の写真は、断層線に沿って、石の並び(手前の半円型の布石と奥の直線の布石)がずれているのが分かります。

防災を考えるこの時期、首都圏からも近い丹那盆地を是非訪ねてみてください。