さてさて、事業者が労働安全管理体制の向上のために自主的に導入する労働安全衛生マネジメントシステムは、災害を減少させることは確実であるし、従来の法体系のもとで災害減少を困難である、社会福祉施設等の災害防止についても、労務管理のマネジメントを意識して労働安全衛生のマネジメントと行えば、非常に有効なものとなるだろう。
ISO45000が規格化され、ながらく規格協会系と中災防系の2本建てであった日本の労働安全衛生マネジメントシステムの認証制度も1本化されることが世の趨勢。今後がどういう流れになっていくのかはまだ流動的なんだけど、次のようなことを、自らの体験を基に様々な講演会等で述べていこうと思う。
(1)労働安全衛生マネジメントシステムとは何か
(安全衛生管理のマネジメントとは何か)
(2)実際の現場でどうのように労働安全衛生マネジメントシステムを生かしていくのか
(体験を基に説明)
(3)建設業界への労働安全衛生マネジメントシステムの応用
(4)環境マネジメントシステムとの関係は如何
(5)リスアセスメントと環境側面評価の位置づけ
(6)試しに作ってみた労働時間短縮マネジメントシステムの事例紹介
(7)試しに作ってみた、神奈川労働局健康課内の情報漏えい防止マネジメントシステムの事例紹介
(8)厚生労働省は今後マネジメントシステムにどんな方針をするのか(推測)
そして、なにより
「リスクアセスメントのコツ」
「リスクアセスメントと化学物質のリスクアセスメントの相違について」
を述べたいと思う。
講演依頼を待っています。